ごあいさつ

患者さんや職員から選ばれる魅力的な病院でありたいと思っています。看護部長 石川容子

看護部長石川容子

当院は、開院以来、患者さんを拘束しない、隔離しないケアを実践してきました。その根底にあるものは、尊厳あるケアの実現です。それは、特別なことではなく、患者さんを大切に思うこと、患者さんの苦痛や不安に寄り添うこと、誠意をもって患者さんと向き合うといった職員の姿勢です。

 入院されている患者さんの多くは、認知症にともなうさまざまな症状のため、自宅や施設、他の病院での対応が困難になった方々です。入院後、徐々に落ち着き、穏やかになっていく過程にあるものは、治療だけではなく、職員のあたたかく丁寧な日々のケア、確かな知識・技術に裏付けられたプロとしてのかかわりです。

 超高齢社会を迎え、認知症専門病院である当院が果たす役割は大きいと考えております。認知症になるということは、私たちにとっては未知の体験ですので患者さんの苦しみや不安を理解することは難しいことです。私たちにできることは限られているかもしれませんが、認知症ケアにおいては先駆的に取り組み、その実践を社会に発信していくことができるような質の高いケアを目指し続けていきたいと思っております。

和光病院式認知症ケア実践ハンドブック

和光病院で実践してきたケアを、1冊にまとめた書籍が小学館から発行されている「驚きの『和光病院式認知症ケア』実践ハンドブック」です。
患者さんと上手にコミュニケーションを図るポイントや、安心して生活を送ることができる環境作り、色んなサポート方法といった話から始まり、日常の介護の仕方、困ったときの介護に関する工夫を具体的に述べていますので、今すぐ役立てたい方にも、これからを見越して知っておきたい方にも、きっとためになる書籍だと思います。

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